岸和田市の会社設立は口コミの評価が高い税理士で決まり！費用を安く抑えるポイントを紹介

会社形態にこだわらない

一般的に会社とされる形態には、株式会社・合同会社・合資会社・合名会社の4つがあります。会社は出資者と経営者という基本的な分け方がありますが、いずれも会社であることには変わりありません。

通常、会社と言えば株式会社を想像する方が多いですが、実はほかの3つの形態のほうが設立費用は安く抑えられます。これは会社形態によっては必要な手続きが省かれ、簡略化されていることが理由です。起業時に費用を安く抑えたいのであれば、会社の形態にはこだわらないことがポイントだと言えるでしょう。

合同会社は、株式会社に比べて会社設立費用は約半分程度とされるほど費用を抑えられます。謄本手数料や定款認証の手続きが不要で、登記書類の作成数も少なくて済むのが理由。合同会社は利益の分配を定款で自由に定めることができるため、事実上の利益配分の自由化が可能です。

一方、株式会社に比べて社会的信用度で劣るというデメリットがあります。法人としての節税メリットも大きく、会社形態は商号を変更すれば換えられるので、資金繰りが難しい設立時は合同会社を選ぶのがおすすめです。

会社設立時に作成する定款の作成・認証は紙で行うより、電子定款のほうが費用を安く抑えられます。従来の会社の定款認証手数料は3～5万円と決められていて、収入印紙代は4万円。最大で9万円になるところですが、電子定款だと定款印紙代を節約することが可能です。

さらに会社形態が株式会社以外であれば、定款認証手続きを省略することができ、最大5万円を節約することができます。電子定款の導入は、ICカードリーダライターと電子署名ソフトなどがあれば、誰にでもできる簡単な作業です。